冬の感染症の基礎知識・新型コロナやインフル~
新型コロナの脅威が増していますが、忘れてはいけないのは、インフルエンザも現在、猛威をふるっているということです。
かかってから慌てるのではなく、かからないように予防することが大切です。そして、もし、感染しても慌てず、対応できるように、まとめます。きっと新型コロナ予防にも共通するところがあると思うので、チェックして下さい。
目次~
●風邪やインフルは乾燥が好き?粘膜は乾燥が苦手!
1、細菌やウィルスは乾燥が好き?
2、粘膜は乾燥が苦手!
●乾燥から身を守る3つの方法~
1、部屋を湿度50%~60%をキープ
2、こまめに水分補給
3、マスクをつける
●発熱したら?新型コロナか?インフルか?
●少しお金をかけて除菌や乾燥対策~
●細菌やウイルスとうまくつきあっていきましょう!
風邪やインフルは乾燥が好き?粘膜は乾燥が苦手!
1、細菌やウィルスは乾燥が好き?
細菌やウィルスは、乾燥を好み、多湿な環境には弱いと言われています。残念ながら、その根拠となる「なぜ細菌やウィルスが乾燥が好きか?」という根拠は、いろいろ調べたのですがわかりませんでした。
ただ、いえることは、多湿状態の場合は大気中の水滴にくっついて落ちる為に浮遊している時間が短く、乾燥していると浮遊している時間が長くなり感染しやすくなるということはあるかもしれません。
2、粘膜は乾燥が苦手!
私たちの体と外界の接点になるのが粘膜です。口の中の粘膜、鼻の中の粘膜、気管の粘膜などがあり、ここで、外敵の細菌やウィルスなどが入ってこないように防いでくれます。
この粘膜が乾燥すると、綿毛の動きが鈍り、細菌やウイルスが体内に侵入しやすくなります。これらの理由から乾燥の対策を次にまとめました。
乾燥から身を守る3つの方法~
具体的に乾燥から身を守る簡単な方法を3つにまとめました。
1、部屋を湿度50%~60%をキープ
暖房で乾燥した部屋の空気を時々入れ替えましょう!
加湿器などで湿度をキープしましょう。
加湿器がなければ、濡れたタオルを部屋に干しておくのでも効果があります。その他、洗濯物を部屋干しするのもおすすめです。
2、こまめに水分補給
粘膜にある綿毛は乾燥すると動きが鈍ってしまいます。粘膜に水分を保って、ウィルスから身を守りましょう!
又、20分おきに飲み物を飲むという予防方法を聞いたことはありませんか?お医者さんもやっているインフル予防方法です。
ノドの粘膜に付着しているウィルスを胃に落として、ウィルスを殺してしまうとのことでした。※この方法がコロナに有効かどうかはわからないです。
3、マスクをつける
マスクをすることで鼻やのどの湿度をキープすることが出来ます。
特に『濡れマスク』はより保湿効果が高くなるので、寝る時におススメです。
市販の濡れマスクでなくても、通常のマスクの間に濡れているガーゼなどを挟めば、代用の濡れマスクになります。濡れマスク着用のポイントは、マスクは鼻だけ出して、口だけ着用すれば息苦しくないです。
発熱したら?新型コロナか?インフルか?
いくら予防していてもウィルスに感染する可能性はあります。今、発熱したら怖いですよね。「もしかして、新型コロナ?」って思ってしまう人も少なくないと思います。
ただ、現状(2020年2月13日)で、日本にいて発熱したからといって、新型ウィルスの診断はしてもらえません。(新型コロナの感染者と濃厚接触であるとか、直近で中国に行っていたとかあれば別ですが・・・。)
慌てず、人に感染を広げないように、病院でインフルの検査をしてもらうか、自宅から出ず、経過をみながら安静にして下さい。
少しお金をかけて除菌や乾燥対策~
加湿器がなくても、市販の濡れマスクでなくても代用品があることはお伝えしましたが、これから、花粉の季節にもなるので、その対策もプラスしてご案内です。余裕があれば良さそうです。
①空気清浄機がレンタル
空気清浄機のレンタルです。シャープのプラズマクラスター付きの空気清浄機で、レンタルならフィルターも定期的に交換となるので、安心して使えます。
➁オゾンで安心除菌!
いろいろ調べていて、初めて知りました。オゾンで除菌ができるんですね。手荒れがひどい方や、薬剤が心配な方にはいいかもしれません。
なかなか、高額な商品ですが、市販の精製水や蒸留水で簡単に家庭で高濃度の電解オゾン水が作れるなんてすごいです。
③自動おしぼり製造機~
医療関係者や飲食店を経営されている方におすすめです。おしぼりは使い捨てなので手間が少なく、逆に安い!という方もいらっしゃるようです。又、患者さんやお客さんも使い捨てのおしぼりの方が安心して頂けると思います。
無料お試し期間後に自動に課金されることはない!と明記してあるので、安心して無料お試しを試すことができますよ~
細菌やウイルスとうまくつきあっていきましょう!
新型コロナのおかげで、日本も世界中も大騒ぎですが、まずは、ウィルスが身体の中に侵入しないように私達の免疫力をあげていきましょう。同時に、手洗いやマスクの予防もしっかりします。
そして、自身が感染したら、他人に広げないように注意しながら、お医者さんの指示、もしくは、安静に過ごしましょう。
新型コロナの流行がおさまっても、これから新たなウィルスは又発生します。今回の経験を活かして、慌てず、情報を取りながらつきあってきましょう!