NISAで教育資金を運用するのには?今がチャンスの貯蓄法!
子供の将来にお金がかかるのはわかるけど、実際どうやって教育資金を運用していけばいいんだろう?
教育資金運用にはNISAが良いって聞いたことがあるけれど、あまりよくわからない・・・
そんな方に教育資金の貯蓄目的でNISAをどう利用するかをを超かんたんにまとめてみました。
目次
■そもそもNISAって何?ジュニアNISAって何?
~NISA口座とは、非課税口座のことです。
~ジュニアNISAの5つの特徴
■教育資金をNISAで運用のすすめの理由
■NISAの3つのリスクもしっかり理解して決めよう!
~ジュニアNISAデメリット1
~ジュニアNISAデメリット2
~ジュニアNISAデメリット3
■ネット証券ならNISAで買いつけ時の手数料なし
隣のマイコ→22歳で証券会社にはいり営業職につき、AFP(ファイナンシャルプランナー)の資格をとるも、5年勤務して退社後、逆の消費者金融に3年勤務。その後、維持費が年1万ほどかかることから、AFP資格を放棄。ここ20年、派遣社員や契約社員で証券会社などを転々としてきましたが、独自で改めて株について学びます。2020年3月31日
■そもそもNISAって何?ジュニアNISAって何?
~NISA口座とは、非課税口座のことです。
通常、株式や投資信託などに投資して、売却益がでたり、配当金がでたとしたら、そこから約20%の税金がかかります。NISA口座なら、売却益にも、配当金にも税金がかかりません。
未成年を対象にしたNISA口座をジュニアNISAといいます。
~ジュニアNISAの5つの特徴
1、0~19歳の口座開設!(親や祖父母等が代理で運用)
2、配当金や売却益が非課税(投資可能期間は2023年12月末まで)
通常、配当金や売却して利益があれば、20,315%の税金がひかれます。NISA口座なら、税金を引かれずに配当金や利益を受け取ることができます。めちゃくちゃお得です。
例えば、配当金が10000円でたとしたら、税金が20,315%ひかれます。→NISAでなければ、実際の受け取りは、10000円-2031円=7961円となります。 例えば、売却して100000円の利益がでたとしたら、税金が20,315%ひかれます。→NISAでなければ、実際の受け取りは 100000円-20315円=79685円となります。
3、投資金額は1年間80万まで購入できます。一気に80万まとめて購入する必要はなく、分割にわけてもOKです。
4、ジュニア口座での投資可能期間は2023年で終了します。
5、非課税期間は5年間です。
※5年間を終了したとしても、非課税で管理できる継続管理勘定に移すことができます。→これをロールオーバーといいます。
※20歳である年の前年の12月31日まではロールオーバーでき、継続して非課税で保有が出来ます。
※又、20歳になれば、20歳である年の1月1日に自動的にNISA口座が開設され、NISA口座に移すことが来ます
■教育資金をNISAで運用のすすめの理由
NISA口座で運用できるものは、株式や株式投資信託となりますので、やはり、安い時に購入した方が多くの利益をとれます。
2020年2月~新型コロナ不況によって、日本も世界も株式市場は大暴落しました。まだまだ、不安定な時期ではありますが、長期投資としての価値は、今この値下がった市場であるからこそです。
■NISAの3つのデメリットもしっかり理解して決めよう!
いくらお得なNISA制度といっても、リスクのある金融商品に投資する形になります。だから、損をする可能性があります。もし、少しでも損をするのが嫌という方は、NISA口座の開設はしない方がいいかもしれません。
そんな時におすすめの記事 定期預金よりお得です!個人向け国債なら安心
ジュニアNISAデメリット1
そして、NISAをしてのデメリットは、そこにあります。損をして売却した場合に、デメリットが発生します。
通常、株式を、マイナスで売却した場合、その年にプラスで売却した他の株式の利益と相殺でできるので、損益を通算することができるんです。
例えば、A株を10万円マイナスで売却、B株を10万円プラスで売却したとすると、このマイナスとプラスを通算できて、利益はなかったこととなり、税金はかからなく出来ます。
さらに通常、その年に通算できる利益がなかったとしても、この損失は、確定申告をすれば3年間、繰越することもできますが、
NISA口座でのマイナスであれば、それを利用することも出来ません。
ジュニアNISAデメリット2
そして、最大のデメリットは、利益がでてない場合も税金がひかれる可能性があるということです。
というのも、非課税期間が終了したら、ロールオーバーが出来るのですが、そのロールオーバーする時の取得価格となるのが、その時の年末の時価となります。
だから、取得価格とされるものが、実際の購入単価より安い取得価格となる場合があります。
非課税で継続管理できる場合はいいのですが、将来的にそこから外れて課税口座で預かることになった場合には、実際は損をしているのにもかかわらず、税制上は、利益とみさされて、税金がかかる場合があります。
ジュニアNISAデメリット3
もう一つのデメリットは、ジュニアNISA口座からの払い出しは18歳である年の前年の12月末までできないということです。もし、18歳未満で払い出す場合は、過去の利益に対しさかのぼって課税されてしまいます。
※もしかしたら、ジュニアNISAは2023年で終了するということで、払い出しが出来るようになる可能性もあるかもしれません。
実際に、引き出し制限が緩和されたと説明しているサイトもありました。
ジュニアNISA口座開設時には、金融庁のサイトや金融機関をチェックして下さい。
現時点では、どこにも記載していませんでした。
※又、現在、私自身も、子供のNISA口座をつくる手続き中なので、あらためて確認してみる予定です。
NISAを使うかどうか考えるポイント NISA口座は、利益がでた時にはメリットがありますが、損で売却する場合はデメリットばかりです。
■ネット証券ならNISAで買いつけ時の手数料なし
通常、株式や株式投資信託を購入する場合は、手数料がかかります。それが、NISA口座なら無料というネット証券がありました。投資をするには、やはりいい時代です。
DMM.com証券も、松井証券も、NISA口座なら株式でも株式投資信託も手数料が無料です。
年間80万の枠を使って、毎月一定額づつ、株式や株式投資信託を購入していくのもいいかと思います。
期間が2023年なので、投資できる期間は限定されていて、リスクはありますが、子供が18歳になるまでの長期保有と考えれば、リスクをとっても良いと思います。
NISAも面倒、貯蓄について考える時間もない、考えたくない!という方には下の投資がおすすめです。