原油が下がると何でニューヨークダウが下がるの?答えはココ!

ニューヨークダウの過去最大の値下げは原油安も原因!

中国の武漢からはじまった新型コロナの感染拡大は、2020年3月には全世界に広がってしまいまして、

とうとう、ニューヨークダウは、2000ドルの過去最高の大幅な下げ(2020年3月9日)

もちろん、今回は、新型コロナの感染拡大が原因で株の下げが、一番の理由なんですが、原油価格が下げたのも理由の1つという専門家達の声が聞こえてきました。

原油価格が下げれば、株価にとってよくないとわかっていたのですが、

『原油価格が下がれば、なぜ、ダウが下がるのか?』

については、あやふやなまま。輸入国の日本にとってはいいことばかりな気がしていたのに・・・

せっかくなので、様々なネットの記事を読みあさり、テレビのニュースもみて、まとめてみました。

株の初心者の皆様、今、株が不安定な内に共に学びましょう。一つひとつ学びながら次につなげていきます。

目次
■今回の原油価格の大幅安の原因は何?
■原油価格が下がると株が下がる4つの理由!
■研究し考える~WTI原油先物の価格をチェックする!
■原油のニュースのまとめ2002年~2019年

■今回の原油価格の大幅安の原因は何?

世界経済が悪化すると、原油価格は値下がりします。経済が活性化していないと、原油を使う量も減ると考えられるからです。

→元々、石油原産国は、OPECを中心に原油の価格が下がらないように、『減産しよう』という協調体制をとってきました。

にもかかわらず、

今回、ロシアが『減産しよう』という協調への参加を拒否

『減産しよう』活動を中心となってやってきたサウジアラビアが、ロシアに対抗する為に、増産する可能性がでてきてしいまいました。

その為、『減産しよう』という協調は崩壊してしまう。

→原油は価格競争につながっていく可能性が高まる

とうとう、原油価格の大幅安とつながる

ロシアは減産への参加をなぜ、拒否したか?

●ロシアは、他の原産国に比べて、石油に依存していない。
●ロシアは、『減産しよう』というチームに加わりながら、現実には増産していて、減産するメリットがあまりない
●ロシアは、アメリカのシェール業界に打撃を与えて、アメリカ政府のロシアに対する経済措置を遅らせたい

■原油価格が下がると株が下がる4つの理由!

ここまでで、原油価格が今回なぜ下がったか?の流れはつかめたはずです。(※まだまだわからないことはたくさんあると思いますが・・私もです。)

次に考えるのは、それが株の暴落にどうつながったかです。

原油価格が安いのは、石油輸入国の日本にとっては、良い事なのですが、結局、アメリカの株が暴落すると、日本の株も下がります。

なので、『なぜ原油安で、米国株安につながるのか?』について、テレビのニュースやネットニュースの情報をもとにまとめました。

原油安で株価が下がる原因1、

米国のオイル関連株の値下がりにつながる
代表的なオイル関連株、カリフォルニア・リソーシズ、サンコア・エナジーなどなど

原油安で株価が下がる原因2、

原油は、中東や中南米、東南アジアの資源であり、経済の支えなので、そこの経済が崩れると米国経済に影響あり

原油安で株価が下がる原因3、

中東情勢の悪化が、米国経済に影響あり

原油安で株価が下がる原因4、

ブームになっていた米国のシェール関連投資が大幅に減速する可能性あり

■研究し考える~WTI原油先物の価格をチェックする!

世界の株価の下落、不安定さが続く中、すでに投資をしてマイナスな人は、悲しい思いをしていると思いますが・・(私も仲間です)

代表的なWTI原油先物の指数をどう動くかをチェックしていきましょう!代表的な原油価格の指標です。

作戦を練りなおしましょう。WTI原油先物の流れを知るだけでも、今後につながります。

まだ、株をはじめていない人は、かなりチャンスです。ただ、まだ、まだ、新型コロナの影響もあり、不安定な相場なので、まずは、口座開設だけをおすすめします。

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今は、静観だけでOK、チャンスを待ちましょう。ただ、一番の下で買う必要はありません、下値圏で買えれば良いと思います。

下値圏で買う事ができたら、将来のプラスの資産になるはずです。

■原油関連のニュースのまとめ2002年~2019年

2002年には、すでに、サウジとロシアの主導権の争いがはじまっていたことがわかったり、原油安の影響で過去どうなったか、トランプとOPECとの関係など、とても勉強になりました。

2002年2月20日

石油市場主導権争い、サウジからロシアへ

ロシアとサウジアラビアの国際原油市場の主導権を争う戦争が始まった。今に続いていますね。

2015年1月10日

原油安直撃で米シェール企業が破綻 採算割れで関連企業の淘汰始まる

原油価格の値下がりで、米国のテキサス州のシェール関連企業が破綻する。原油安により売り上げが減少したことが原因。

原油安の背景には、サウジアラビアが主導するOPECが2014年12月に減産を見送ったことも大きな原因のひとつ。

→サウジは原油安によって、OPECの財政が悪化したとしても、米国のシェール企業を追い込む狙いもあり

2015年9月19日

大手シェール企業倒産でジャンク債市場が危ない

2015年9月16日に米国のシェール企業大手のサムソン・リソーシズが破産。※1985年逆オイルショック後、米国が50%の原油生産企業が倒産している。

今後、何%のシェール企業が生き残るか?が課題となる

ジャンク債市場に、格付けを下げられたブラジル石油公社が発行する社債が加わる。リスクありと懸念される

2016年1月21日

焦点:止まらない原油安、株安巻き込み膨らむ景気後退懸念

30ドルを割り込んだ原油安がデフレへつながる
原油輸入国には、原油安は好材料のはず、企業は経費削減、消費者は家計の節約

燃費の節約分は消費にまわらず、貯蓄にまわるため、デフレにつながりやすい。

2017年8月17日

OPEC VS シェールは『シェールが勝つ』、どうする日本のエネルギー調達

OPEC対シェールは、シェールが勝つと予想
米国の原油生産の半分が、シェールオイル、術革新で採算コストが下がる。
シェールオイルを増産したら、OPECの目指す価格安定にはならない

2018年7月7日

「中東vs米シェール」原油価格主導権争いの現場を見た

数年前の原油安で、米シェール関連企業が経営破綻が相次ぐも、生き残った企業で価格競争力をたかめる。
原油株の上昇を受け、トランプ大統領が6月末にサウジアラビアに増産を要請~

2018年12月4日

もう無理!カタールが「OPEC」を脱退した事情

トランプ大統領は、原油を減産して、原油価格をあげたいOPECが嫌い。
トランプ大統領は、市場を独占しているOPECが嫌い。
これに後押しされ、カタールがOPECを脱退する。

2019年4月27日

トランプ氏、OPECに圧力「原油価格下げを」 

トランプ大統領が、OPECに原油価格を引き下げるように電話をして原油価格は下落
イラン産原油の輸入の特別借置を打ち切る
ベネズエラ、リビアなどの産油国で政情不安が広がる

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